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書籍レビュー

書評:知の再発見 十字軍 ヨーロッパとイスラム・対立の原点

投稿日:2018/03/12


こんにちは、新しモノ好きのみんつ(@mintz)です。今回は創元社の「知の再発見」双書からの紹介である。本書は十字軍遠征前夜の地中海世界から、サラディンの勝利と、十字軍によって建国されたラテン諸国の末路までを描いている。


ヨーロッパ視点での歴史観は日本人にとって勉強になる!
十字軍とは1095年にローマ教皇ウルバヌス2世の呼びかけにより、キリスト教の聖地エルサレムをイスラム世界から奪還すること目的とした軍事行動である。本書によれば、十字軍遠征前夜のエルサレム巡礼は、比較的自由であったようだ。しかし時の権力者によってキリスト教徒が迫害されたり、地域の混乱によって聖地への巡礼ルートが断たれることがあり、聖地への巡礼はイスラム世界の情勢に大きく依存していた。したがって、十字軍の遠征目的は自由な聖地への巡礼を取り戻すことであったとも考えられる。

聖地奪還に向けた軍事行動は、イスラム側との悲劇的な争いを生んだ。ヨーロッパとイスラムの対立の原点である。本書にある多くのビジュアルが示してくれる。本書132ページにある、やつれた白馬にまたがる疲れ切った初老十字軍騎士の姿が、戦争の空しさを教えてくれる。

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